戦 国 策
☆☆☆人の前で上手に話す方法を徹底追求☆☆☆



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斉 策
第35策 人を活かす方法A

 田文が、自分が気に入らない食客を追放しようとした。それを聞いた友人の魯連(ろれん:高潔で有名)が、田文を諌めた。

 「木登りが上手な猿でも、木から降りて水に入れば、魚には敵わない。名馬の騏驥(きき)でも、険阻な山道では狐には敵わない。また、勇士の曹沫(そうばつ)も、鋤を握って働かせれば、農夫に敵わない。このように、得手なことをさせずに不得手なことをさせれば、かの尭舜であっても普通の人に敵わないだろう。使った相手が無能だと言って、使うのを止める。物覚えが悪いと言って、教えるのを止める。見放された人間は、一度はあなたの下を離れるが、必ず仕返しに戻ってきます。こういうことをするのは、愚者しかいないのではないでしょうか??」

 「なるほど。」

 田文は、追放するのを止めた。

 人の能力とは長所を用いて、短所を捨てるといいます。また、人に与えた恨みは、必ず返されるとも言います。いかに人を見捨てずその能力を活用するか、それが人の器量と言うことができます。


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