韓子(韓非子)
☆☆☆人と上手に付き合うための方法を徹底追求☆☆☆



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第30篇 内儲説(上)
第38話 范雎が上党の軍の問題を表裏から意見した話

 范雎が、昭譲王に向かって言った。

 「陛下が、楚を攻めて宛(えん:地名)、葉(しょう)、藍田(らんでん)、陽夏(ようか)を手に入れられました。更に魏の河内(かだい)を分断して、魏と韓を執拗に攻撃されていますが、未だに覇者となれないのは、趙が服従しないからです。そこで、魏との国境を守っている上党(じょうとう)の守備兵を使って、趙の東陽(とうよう)を攻めて手に入れられればいかがでしょうか。東陽さえ手に入れれば、趙の都である邯鄲は容易に攻め落とすことができますし、そうすれば陛下は、腕を組んで座っているだけで、覇を唱えることができるのです。多くの諸侯に入朝させ、遅れた諸侯は討伐されれば良いのです。しかし、そうは言っても上党は要所ですから、そう簡単に守備兵を動かすことはできません。せっかくのチャンスなのですが・・・・。」

 「わかった、守備兵を動かそう。」

 普通に上党の兵を動かしたいと言えば、反対される。だから、動かした場合と、動かさなかった場合の功利を示し、上党の兵を動かしたいような方向に、思考を誘導するのである。


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