韓子(韓非子)
☆☆☆人と上手に付き合うための方法を徹底追求☆☆☆



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第30篇 内儲説(上)
第30話 越王勾践がガマ蛙に敬礼した話

 越王勾践(こうせん)が、力みかえっているガマ蛙を見て、兵車の上から敬礼した。その姿を見た御者が、尋ねた。

 「どうしてこんなものに敬礼されたのですか。」

 「見ての通り、力みかえって勇ましいからじゃ。」

 この話を伝え聞いた兵士たちは、口々にこう言った。

 「陛下は、蛙の気力にさえ敬礼されたのだ。我らの気力に対してなら尚更であろう。」

 そして、自分の命を王に預けると願い出た兵士たちが、一年間で10人以上にもなった。これを聞いて、勾践は、やっと呉に復讐する時期が来たと感じた。

 ある行為をさせたい場合は、本来蔑む相手がその行為をしたときに誉めれば良いのである。そうすれば、普通の者は、あいつらでも誉められたのだから、自分なら尚更誉められると期待するのである。


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